フルーツバスケット「草摩紅葉」の名言が深い・・！と話題です。見た目は小学生にも見える紅葉ですが、その内面はとても成熟していて、時折発する名言に涙するファンも多いですよね。そんな紅葉の子供・美那の母親にも注目が集まっています。今回はフルーツバスケット草摩紅葉を詳しく調べました！
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フルーツバスケット草摩紅葉はドイツ語もペラペラ！登場シーンが話題
ドイツ人と日本人のハーフでもある紅葉。
最初にフルーツバスケットに登場した時には、その可愛らしい姿にドキッとしたファンも多いですよね。
可愛らしい紅葉が登場したのは、透や由希達が通う高校の文化祭の時です。
その文化祭で由希は自身のファンクラブの女子生徒達がお金を出し合って用意した「由希君専用コスチューム」を着ていました。しかもそのコスチュームはまさかの女性用のワンピース（笑）
女性もののワンピースを渡されても断らないところに由希の優しさを感じますよね。
そこに突如やってきた紅葉が
「ユキ メートヒェン（おんなのこ）みたいだっ」と言って抱き着いてきます。
あまりの紅葉の可愛さに女子生徒も群がるほど。
最初の印象だと、天真爛漫そうな可愛らしい子が登場したなぁくらいに思っていました。でも実は、紅葉にも他のフルーツバスケット登場人物と同じように悲しい過去が隠されていました。
フルーツバスケット・紅葉の笑顔に隠された悲しい過去
紅葉を始め、十二支の物の怪憑きの子供を持った親の多くは、不必要なほど過保護になるか、拒絶するかに分かれることが多いのです。そして紅葉の母は拒絶する方でした。
紅葉の母は物の怪憑きである我が子をどうしても受け入れることができませんでした。だんだんと精神を病んでしまった紅葉の母親。
どんどん壊れていってしまう母親。紅葉の父親はそんな母親のことを見て、紅葉にこう言います。
『紅葉、ママがダメになってしまうかもしれないんだ。でも紅葉のこと忘れたら治るかも知れないんだって。
紅葉にはとても辛いけどパパがその分いっぱいいっぱい愛してあげる。
紅葉もママを愛しているなら助けてあげよう』
この言葉を受け入れた紅葉は、母親が自分のことを忘れることを承諾します。
そして、はとりの力によって、紅葉の母親は紅葉のことを忘れます。
自分の母親が自分のことを忘れてしまう。それだけで子供にとってどれだけの恐怖だったか想像にかたくないですよね。
しかも紅葉の母親は、はとりに記憶を消されるときに、「本当に後悔はないか」と問われ、
私の人生最大の後悔はあの生き物を自分の体から出した事よ
（フルーツバスケット4巻より引用）
と言い放ちます。
このセリフを紅葉は聞いていました。
あんなに笑顔で明るい紅葉には実は壮絶な過去が隠されていました。それでもいつも笑っている紅葉の気持ちを思うと泣けてきます。。少年が背負うには重すぎる過去ですよね。
フルーツバスケット紅葉の母に対する名言・名セリフ
紅葉は母親に「あの生き物」と言われ、名前すら読んでももらえませんでした。
にもかかわらず、紅葉の中には母親に対する恨みなどは一切ありません。
紅葉の記憶がなくなり、どんどん元気になった母親。
それでも紅葉はなるべく母親に会わないようには気を付けていましたが、時々父親の会社にやってくる母の姿を遠くから見守っていました。
たまたまそのビルで清掃のアルバイトをしていた透が、
いつものように母親を見守っていた時に、母親が紅葉に気づいてしまうシーンがあります。
紅葉のことを草摩家の誰かの子供だと思っている紅葉の母親は紅葉に対して、
「あまり帰りが遅いとお母さんが心配するでしょう？」と声をかけ、早く帰るように促します。
その言葉を笑顔で受け止める紅葉。
紅葉はいったいどんな気持ちでその言葉を聞いただろう。
母親に存在ごと拒絶されて、言葉では表せないほどショックだったはずなのに、
その事実を受け入れて笑う紅葉。
もし、私が紅葉の立場だったら、自分も母親の記憶を消してほしい。そう思ったはずです。でも紅葉はその時にとても深い名言を残します。
「だけど僕は思うんだ。僕はちゃんと思い出を背負って生きていきたいって。例えばそれが悲しい思い出でも。
僕を痛めつけるだけの思い出でも。いっそ忘れたいって願いたくなる思い出でも、ちゃんと背負って、逃げないで頑張っていれば。頑張っていればいつかそんな思い出に負けない僕になれるって信じてるから。信じていたいから」
すごく心に響く名言ですよね。
痛めつけるだけの思い出であっても覚えていたい。あの小さな体のどこにそんな強さがあるのだろうと感じました。
その後に続く紅葉の言葉がさらに切なくて名言です。
「忘れていい思い出なんてひとつもないって思いたいから。だから…だから本当は、ママにも忘れて欲しくなかった。頑張って欲しかった。だけどこれは、僕のわがままだから」
本当は母親にも頑張ってほしかった。辛いことでも戦って受け入れてほしかった。それでも母親の「忘れる」という選択肢を受け入れて許している紅葉。
フルーツバスケットの中でも泣いたファンが多いシーンのひとつですよね。
フルーツバスケット・紅葉を支える妹モモの存在
紅葉にはモモという小さな妹がいます。
母親が紅葉のことを忘れた後に生まれた子供です。母親の記憶が蘇ることを避けるため、紅葉はモモにも直接会わずに遠くから見守るだけです。
モモのことを気に掛ける紅葉ですが、実はモモも紅葉のことが気になっていたのです。
以前たまたま紅葉に会った時に、母がモモと紅葉が似ていると言ったことがきっかけで、モモにとっても紅葉はとっても気になる存在でした。
紅葉が習っているバイオリンを見て、モモも同じようにバイオリンを習い始めるほど。
そして、本家で偶然モモと透が会った際、モモから紅葉へ伝言を頼まれます。
モミジはモモの”お兄ちゃん”にならないんですか？って。
一方的にモモのことを気にしていたと考えていた紅葉。
モモからの伝言を聞いて、モモも紅葉のことを本当のお兄ちゃんになってほしいと思ったことを知ります。
紅葉のことを習ってバイオリンを始めていたことも初めて知りました。
この事実にとても喜び涙を流した紅葉。
そして紅葉の夢はバイオリニストになって、家族全員を自分のコンサートに招くことだと語ります。
家族のことでとても辛くて悲しい過去を持った紅葉ですが、その家族によってまた救われて、生きる希望にもなっていたんですね。
やっぱりフルーツバスケットは深いと改めて感じました。
フルーツバスケット・紅葉の名言・名セリフ集
紅葉の奥深い人生の中には上記で紹介した以外にも様々な名言があります。ここで特にファンに人気の高い名言を紹介します。
「ボクの為の幸せはまだまだこの先の未来でボクが来るのを待ってるかもしれないだろ」
「そのうちボクもサイッコーの恋人みつけて会いに行くんだ。見せびらかしに。
だからトールは倖せでいてくれなくちゃイヤだ。これからも笑ってくれてなきゃイヤだ」
「ちゃんと背負って逃げないでがんばれば いつかそんな思い出に負けないボクになれるって信じてるから」
「ありがとう。。モモ ボクが今嬉しいって、こんなに嬉しいって思えるのは ボクの代わりに泣いてくれる人がいるからだね・・」
「誰かにとってはそれはバカでも、ボクにとってはバカじゃないだけ。
誰かにとっては騙しがいのある人でもボクは騙さないだけ ボクは本当に喜ばせたいと思うだけ」
とても心に残る名言ばかりですよね。
フルーツバスケットは透や今日子など、名言が多いですが、その中でも私はやはり紅葉の名言がとても好きです。人の痛みを知っているからこその優しさや強さを感じます。
紅葉と透の関係は？紅葉の子供・美耶の母は誰？
紅葉は主人公の透に想いを寄せていましたが、最終的に透は夾と結ばれるので、
紅葉の恋心は実らなかったです。
透と夾の恋愛模様についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
フルーツバスケットの中では紅葉の恋の相手は出てくることなく終わりました。
ところが、最近始まった『フルーツバスケット another』の中には、紅葉の子供も登場しています。
名前は『草摩美那』
愛称はミィで、紅葉と同じように活発で明るい性格です。物語の中では野球好きの美少女として登場しています。
紅葉の子供なので、かわいいというのは納得ですが、気になるのが美耶の母親ですよね・・！
透とは結ばれなかった紅葉がいったいどんな女性と結婚したのか非常に気になります・・
美耶の母親について調べてみたのですが、、、
残念ながらわからず、、、
フルバファンとしては紅葉の結婚相手がすごく気になります。。。
現状では、紅葉の結婚相手が誰かなど詳しいことは分からないのですが、もしかしたらいずれ分かる日が来るかもしれません。
いずれにせよ、呪いが解けて普通の男の子として幸せになれた紅葉。よかったですよね＾＾フルバの呪いの解けた順番などについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
引き続き調べていきたいと思います。
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フルーツバスケット『草摩 紅葉』のプロフィール
名前：草摩 紅葉（そうま もみじ）
身長：155.8cm
体重：47.5kg
星座：魚座
血液型：O型
ニックネーム：もみっち
特技：バイオリン
日本人の父とドイツ人の母を持つハーフです。
高校入学当初は「似合うから」という理由で女子の制服（下はショートパンツ）を着用するなど、天真爛漫な人物です。
バイオリンを習っていて、将来の夢はバイオリニストというかわいらしい男の子です。
十二支では卯憑きです。紅葉のかわいい感じがウサギのイメージとぴったりですよね。他の十二支と比べると、自身の呪いについて受容できていて、変身することにもあまり躊躇がありません。呪いを知っている透に対しては勢いよく抱き着いて変身しちゃうシーンも多くありました。
まとめ
以上、フルーツバスケットの『紅葉』について名言や過去、子供・美耶についてまとめてみました。
改めて紅葉ってこんな人物です。
- 母親に受けいれてもらえない悲しい過去を持つ
- 悲しい過去を許して受け入れて、前向きに生きる明るい少年
- 人の痛みや傷に寄り添える心優しい少年
- 天真爛漫で明るい笑顔が素敵
- 子供の名前は美耶
大好きな透とは結ばれなかったけれど、最終的には誰かと結ばれて娘も誕生したんですね＾＾
心優しい紅葉の相手なので、きっと素敵な女性と結ばれたんだと思います。
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