フルーツバスケットで大人な男性として人気が高い草摩 はとり。はとりにはか「かな」という恋人がいましたが2人はある哀しい過去が・・?「かな」の後に登場するはとりの恋人・繭子先生とのその後も気になります。結婚はしたのでしょうか?今回は草摩はとりと「かな」「繭子」との関係を調べました。
フルーツバスケットはとりとかなの悲しい過去
はとりというと、いつも冷静沈着で大人なイメージがありますよね。男性メンバーの中でも女性からの人気が特に高い印象のはとり。
そんなはとりには過去に付き合っていた恋人がいました。
その女性は「草摩 佳菜(そうま かな)」。
同じ草摩一族出身で、医者として働くはとりの元へ助手としてやってきた女性です。
雪が溶けたら何になると思う?
かなはとても明るくて、心優しい女性でした。
ある時ふと空から降ってきた雪を見て、佳菜ははとりにこう問いかけます。
「雪が溶けたら何になると思う?」
この問いかけはフルーツバスケットを読んだことある方なら知らない人はいないほど、有名なセリフですよね。
この質問に対してはとりは「水になる」と呆れ顔で答えます。
その答えに対して佳菜は言います。
「「春」になるんですよ」
草摩の呪いや悲しい経験から心が冷え切って冬のようになっていたはとり。
そんなはとりにかなのこの言葉がとても温かく響きます。まさしくはとりにとってかなの存在は春そのものでした。
この言葉の通り、はとりの心を温めたかなははとりにとってかけがえのない存在になっていきます。
はとりがタツノオトシゴに変身してしまった時でもかなは怖がることなく、はとりを好きになって幸せだと全てを受け入れ涙するのでした。
はとりにとって、自分の存在をありのまま受け入れてくれる初めての存在が佳菜だったんですね。
きっとはとりにとって、かなは春だけでなくて、救いそのものだったんでしょう。
はとりと佳菜は結ばれなかった
深い愛情で結ばれた2人は当主である慊人に結婚の許しを乞いに行きます。
ところがそこで、はとりとかなの仲をよく想わない慊人が激怒して暴れまわり、
はとりの左目に大怪我を負わせ失明させてしまいました。このことがかなを苦しめます。
「自分のせいではとりを失明させてしまった」
そして佳菜の心はどんどん病んでいってしまい、最終的には別れることになってしまいました。
フルーツバスケット・はとりがかなを救った能力は?
はとりにはある特殊な能力が備わっていました。。
それは、
「記憶を消す能力」です。
一種の催眠術のようなもので、はとりは対象の人の記憶の一部を消すことができます。
紅葉の母親の記憶を消したのもはとりですし、由季が小学生の頃に友達の前で変身してしまった時などもはとりこの能力で友達の記憶を消しました。
異性に抱き着くと変身してしまうという、十二支の呪いが外部に漏れてこなかったのにははとりのこの特殊能力が役に立っていただからなんですね。
そして、その
特殊能力を使って、最終的にははとりは自らの手で、最愛の人・佳菜の記憶を消すことを選択したのでした。
どうか彼女が今度こそ倖せになれる誰かと出会えますよう
祈るから 俺は一生溶けない雪にかこまれて
死んでもかまわないから
どうか どうか
(フルーツバスケット2巻より引用)
はとりは自分はどうなってもいい。一生寂しくて孤独の中にいてもいいから、
かなが誰かと幸せになれますように。。
そう願ってかなの記憶を消しました。
最愛の恋人の記憶を自分の手で消すなんていったいどんな気持ちなんでしょうね。
フルーツバスケット・はとりとかなのその後は?
記憶を消され、体調も良くなっていった佳菜。
二人が再開することはありませんでしたが、ふとした偶然ではとりは佳菜を見かけました。そして佳菜が今度結婚することを知ります。
その姿にはとりは一人「おめでとう」と呟き、微笑むのでした。
自分と一緒にはなれなかったけど、最愛の人の幸せを優しい眼差しで見ていたはとり。とてもかっこいいですよね。
はとりと白木繭子(まゆちゃん)との恋愛は?
自分は一生冬の中にいてもいい、そう感じていたはとりでしたが、フルーツバスケットの中では、最終的には『白木繭子(まゆちゃん)』という女性と結ばれることになります。
繭子は実は佳菜の親友であり、透達が通う高校の教師でもあります。とても明るくてさばさばした気持ち良い女性です。実家は古本屋を営んでいて、そのお店の一人娘でもあります。
繭子は佳菜がはとりと付き合い始めた時に紹介されていたので、二人は顔見知りの仲でした。実は、繭子ははとりを一目見た時に、笑い方や声、存在全てが好きになってしまっていたのでした。
しかし親友の彼氏ということもあり、自分の気持ちは抑え諦めていました。
そして繭子はそんな自分の心を紫呉に悟られてしまい、何と繭子と紫呉は付き合うことになります。
しかし寂しさを埋めるだけの付き合いだったため、2人はすぐに別れてしまいます。
その後、佳菜は別の男性と結婚することになりましたが、繭子ははとりへの想いを消し切れずにいました。
繭子の気持ちに気づいた紫呉は「はとりに新しい恋人ができた」と嘘をつき、はとりの元へ向かわせます。
紫呉は飄々としていますが、小説家だけあって、人の心情を読むのが上手いですよね(笑)
紫呉の恋愛模様についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
結局、はとりに新しい恋人説は紫呉の嘘だったとすぐに分かるのですが、このことがきっかけではとりと繭子は一緒に食事をする関係になります。
フルーツバスケット・はとりと繭子のその後は?結婚した?
紫呉のおかげで?再び一緒に食事をする仲になったはとりと繭子。
最終的には、はとりと繭子は無事に結ばれたことがフルーツバスケットの10巻にも描かれていました。
五年十年は大げさだけど あたしは髪を短く切って
彼はまた”繭”と呼ぶようになって
天気のいい日に二人で出掛けるようになるのは
もう少し 先の話
(フルーツバスケット10巻より引用)
二人の関係が今後も続いていくことを感じさせるコメントが描かれていますね。
あまり感情を表に出さないはとりと、真っ直ぐで一直線な繭子。
一見すると合わなそうな二人ですが、泣かないはとりの前で大声をあげて泣き出した繭子を見て、はとりはこんなセリフを言います。
「意外に泣くと楽になるのかもしれない、年を追うごとにそういう行為が下手になっていくものだな…」
「代わりに泣いてくれてありがとう」
はとりにとって繭子もまた、大切な春だったということですよね。
自分の心を溶かしてくれるとても温かい存在ですね。
フルーツバスケットanotherにはとりと繭子の子供・草摩帛登場!
フルーツバスケットの作品の中でも幸せそうな結末を迎えた2人でしたが、
その後が気になりますよね?
フルーツバスケットのその後を描いた『フルーツバスケットanother』では
はとりと繭子の子供『草摩 帛(そうま きぬ)』が登場しています。
大学1年生の19歳という設定です。
まだ大学生だけれども、とても落ち着きがあってどこか達観している帛は
はとりに似ているなぁと感じました。
はとりと繭子、ちゃんと結婚して子供もいて、幸せな人生を歩んだということですね^^
十二支の呪いも解けて、普通の男女として家庭を築けて本当によかったです。フルーツバスケットの呪いについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
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本ページの情報は2019年12月時点のものです。
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フルーツバスケット『はとり』プロフィール
名前:草摩はとり(そうま はとり)
身長:182cm
体重:69kg
星座:蟹座
血液型:A型
家族:父・母・はとりの三人家族
ニックネーム:はーさん、とりさん、ハリィ
はとりの家族についてフルーツバスケットの中で触れられることはほとんどありません。それもそのはず、両親ははとりが幼いころに病気で亡くなっています。
父親は真面目で厳格だったそうで、はとりの真面目な性格も父親譲りと言えますね。
真面目であまりふざけたりしないはとりですが、はとりの十二支はとても笑えます(笑)はとりには辰の物の怪が憑いています。そのため、はとりは変身すると「タツノオトシゴ」になります(笑)
あの真面目なはとりがタツノオトシゴになるのか~と最初の頃笑ったことを覚えています。
はとりの年齢ははっきり書かれていませんが、透達より10学年上ということが分かっています。年齢で言うと、20代後半くらいですね。
まとめ
今回はフルーツバスケットの『はとり』について、かなとの恋愛や繭子(まゆちゃん)との関係から2人のその後をまとめてみました。
改めて、
- はとりは佳菜と別れたあと、繭子と付き合うことになった
- はとりと繭子の間には娘が誕生
- 2人の娘の名前は帛(きぬ)で大学1年生
記憶を消すという特殊能力を持つがゆえに、他の十二支の物の怪つきとはまた
違った葛藤や苦しみがあったと思われます。
はとりは、自分の能力を呪われた能力と語っていたこともありましたが、最終的には明るくて感情表現豊かな繭子という春に出会い、幸せな家庭を築くことができたんですね。
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